Kanye West "YEEZUS" Australian Tour ヒップホップ RAP Tee 260915H
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brand...GILDAN
date...2014
measuring_size...56cm/55cm/73cm/20cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...色褪せ、フェード。スレ、小穴、破れ多数。プリント擦れ。着用感。
note...死神が、先に朽ちかけています。
鎌を担いだ姿も、垂れ落ちるローブも、その下の骸骨も、輪郭から少しずつ薄れている。シルバーは粉っぽく擦れ、青や紫は残ったところだけ、眼窩の赤がかすかに見えます。
黒は青みを帯びた墨色まで退いて、売られていた頃の色はもうどこにもありません。
ここまでだと、古いスラッシュメタルのTシャツと見分けがつきません。
ところが背中に並んでいるのは、パース、アデレード、メルボルン、シドニー、ブリスベン、そして2014。
カニエ・ウェストのYEEZUS TOUR、オーストラリア公演のTシャツです。
グッズを手掛けたのはWes Lang。
骸骨と死神を描き続けてきたブルックリンの画家で、メタリカの仕事でも知られています。
そのメタリカの画家に、カニエは自分のツアーグッズを頼んだ。
YEEZUS期のグッズは、ライブの記念品で終わらずに、ファッションとして着られるようになった初期の例として名前が挙がります。
2016年以降のポップアップの熱も、この延長にある。
オーストラリア公演は2014年9月5日のパースから、15日のブリスベンまで。
もともとは5月の予定が延期されて、向こうの春に回ることになった日程です。
そしてブリスベンが、YEEZUSツアーの最終公演になりました。
襟のリブは全周が裂け、裾には穴が横一列に連なり、袖の付け根にも大きな破れ。
肩や脇にはピンホールが散っています。
状態だけ見ればボロです。
ただ、プリントも生地も穴も、全部が同じ速度で古びていて、どこにも嘘がない。
YEEZUSのTシャツ自体はいまも珍しいものではありませんが、同じプリントでこの褪せ方と破れ方をしている個体は、そう出てきません。
裾は破れ、文字は消え、死神の顔まで薄くなった。
ここまで着られて、ようやくYEEZUSらしくなった気がします。
model...169cm
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