50's Levi's 517XX 2nd ブランケットライナー 革パッチ デニムジャケット 260612H831
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brand...Levi's
date...1950
measuring_size...46cm/51cm/57cm/59cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。色落ち。スレ、破れ。リペア跡。ライナー破れ。着用感。
note...デニムの破れ目から、ウールが覗いています。
袖口の擦り切れの奥に、横縞のブランケット。
この朽ち方は、裏地付きの517XXでしか起こり得ません。
リーバイスの517XX。
507XXにウールブランケットを張り合わせた防寒仕様で、1952年から1962年頃まで作られていたモデルです。
506XXのブランケット版が519XX、507XXのブランケット版が517XX。
ただでさえ507XXが簡単に見つからないのに、ブランケット付きとなると、もう探して出会えるものではない気がします。
襟元には、形をしっかり保ったままの革パッチ。
517XXに革パッチが使われていたのは1952年から1954年頃までのごく初期だけで、以降は紙パッチに切り替わっていきます。
印字はもう読めません。
でも、艶のあるアンバーブラウンの革がブランケットの上にしっかり残っている。
70年前の革なら、なかなかのこと。
胸ポケット脇の赤タブは、文字が消えるまで擦り切れて、赤い布の塊としてかろうじて残っています。
タブがここまで磨耗するのに、何年かかるんだろう。
色落ちは、現場で酷使されてきたワークウェアそのものの顔つき。
フロントのプリーツまわりのパッカリング、両袖に深く刻まれたハチノス。
肘裏のこのシワは、同じ人が同じ動きを何千回も繰り返さないと出てこない。
ブランケットは、ネイビーに淡いピンクとライトグレーのボーダー。
素材タグには "60% REUSED WOOL / 28% COTTON / 12% RAYON"。
リサイクルウールを混ぜて織った、戦後アメリカらしい生地です。
表がここまで風化しているのに、フロントを開けると、内側には色がしっかり残っている。
荒れた表情の奥から、妙にやさしい色が出てくる。
ブランケットの厚みで、着たときの生地の立ち方が一枚地とはまるで違います。
内側から押し出されて、丸みのある立体的なシルエットが勝手に出来上がる。
この膨らみは、現行のデニムジャケットには出せません。
綺麗な個体は他にもある。
でも、両袖に深いハチノスが刻まれて、タブが擦り切れて、袖口からウールが顔を出すまで着られ続けて、それでも革パッチだけは残った一着は、これしかない。
この先の人生、隣にいるのがこのジャケットなら悪くない。
model...187cm
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