60's オンブレチェック レーヨン オープンカラーシャツ 260731H
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brand...
date...1950~60
measuring_size...46cm/55cm/71cm/61cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。スレ、小穴。毛玉、ライナー破れ。タグ欠損。ヨレ。着用感。
note...ハンガーから外して持ち上げると、生地が自分の重さでするりと落ちていきます。
起毛したネルではなく、細い糸でさらりと織られた薄手の100%レーヨン。
同じ感覚で手に取ると、コットンとはまるで反応が違います。
黒、ボルドー、深いグリーン。
境目がくっきり切り替わらず、中心へ向かって煙のように濃くなっていくオンブレチェックです。
近くで見れば細い線が何本も交差していて、少し離れると濃い四角だけが規則正しく浮かび上がる。
光と影の落差が、かなり深いほうの一枚。
白の入り方がいい。
真っ白ではなく少しくすんだそれが、黒とボルドーの間を四角く切り抜くように走っていて、暗い色が沈みきる手前で止めています。
安価で、光沢があって、扱いやすい。
50年代のアメリカでは、この素材がカジュアルシャツの主役でした。
ボウリングシャツも、ギャバジンのスポーツシャツも同じ流れ。
台襟を持たないオープンカラーは、その時代の定型です。
のちにロカビリーのリバイバルで掘り起こされ、西海岸ではローライダーやチカーノのスタイルの中に居場所を見つけました。
60年以上経ってもこの形が古びないのは、たぶんそのせいです。
首元は平らに開き、襟先は小さすぎず、横へゆるく寝ています。
前立ては別生地に切り替えず、身頃の柄をそのまま縦へ通した簡素な作り。
乳白色のシェルボタンだけが、暗いチェックの上で小さく光ります。
左胸のポケットは前身頃と位置を合わせて縫われていて、正面から見ると輪郭がほとんど消えている。
機能として付けながら、柄の流れは崩さない。
こういう手間は、派手な装飾よりずっと効きます。
身幅は広く、肩は自然に落ち、裾はほぼまっすぐ。
重さが横幅を下へ引くので、平置きの寸法ほど大きく膨らみません。
硬いコットンシャツでは出ない、少し気怠い輪郭です。
ブランドネームは失われていますが、襟裏には100% RAYON。
もう一枚の小さなタグに品番とW.P.L. 9879が残っています。
RN表記が一般化する前の古い表記です。
襟裏の当て生地には裂けと解れ、首元にも小さな傷。
表側は大きな傷みもなく、経年でしか出ない柔らかさまで育っています。
几帳面に並んだ、まっすぐな格子。
けれど袖を通せば、レーヨンは勝手にたわんで、線は好きな方へ流れていく。
崩れたほうが、断然いい。
model...cm
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サイズスペック
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