50’s~ ウール チェック シャツジャケット 261030H
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brand...
date...1950~60
measuring_size...50cm/63cm/76cm/62cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。スレ。ボタン交換。タグ欠損。着用感。
note...苔と、湿った土と、錆びた鉄。
森の奥に何十年も置かれた、古いトラックみたいな配色です。
くすんだ緑と焦げ茶がこまかく混ざった格子に、錆の色をした細い線が縦横に走る。
近くで見るとばらばらの色なのに、離れると、ひとつの景色にまとまって見えます。
糸が太くて、毛足も長いウール。
手のひらで撫でると細い毛がかすかに逆立って、格子の輪郭がふわりとけむる。
持ち上げると、ずしりと重い。
裏地はなくても、生地そのものにしっかり厚みがあります。
形は、シャツの襟を持ったジャケット。
先の長い襟に、肩は襟元から袖の付け根まで共地の補強が重なっていて、そこだけ少し無骨。
腰のポケットは斜めに切り込んだ玉縁なので、前がごちゃつかず、すっきり見えます。
袖口の猫目ボタンは、おそらく元から付いていたもの。前立ての丸いボタンは、付け替えられたものと思われます。
テーラードほどかしこまらず、ネルシャツよりずっと大人っぽい。
そのあいだにちょうど収まるのが、こういう厚手の1着です。
白いTシャツにも、タートルネックのニットにも羽織れて、前を開ければ、先の長い襟がふわりと開く。
色を抑えた服の上にあるだけで、全体がぐっと洒落て見えます。
50年代から60年代ごろの一着で、タグはありません。
どこの誰が作ったのかも分からない。
それでも、この生地があれば、名前なんてなくても十分に格好いい。
昔の服は、こういうところが強い。
森に置かれた古いトラックは、ボンネットにまで苔が生えていることがある。
錆と緑が混ざり合って、新車の頃より、たぶんずっと格好いい。
厚いウールに袖を通すと、その景色ごと、肩にずしりと乗ってくる。
model...175cm
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