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  • 50’s U.S. AIR FORCE アメリカ空軍 TYPE F-1B フライトパンツ HEAVY ZONE 黒タグ CONMAR スタンプ サスペンダー付き セージグリーン フェード
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50’s U.S. AIR FORCE TYPE F-1B フライトパンツ HEAVY ZONE サスペンダー付き 261106H

通常価格 ¥14,080 (税込)
通常価格 セール価格 ¥14,080
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brand...Centre Mfg. Co.

date...1950

measuring_size...80cm/134cm/114cm/34cm/71cm/80cm/38cm
(Waist[ウェスト] / Hip[ヒップ] / Outseam[パンツ丈] / Front Rise[股上] / Inseam[股下] / Width of thigh[もも周り] / Leg opening[裾周り])

condition...シミ、汚れ。色褪せ。スレ、小穴。リブ小穴。着用感。

note...冬の窓に、はあっと息を吹きかける。
ガラスのそこだけが、丸く白く曇る。

このフライトパンツの膝は、ちょうどそんなふうに曇っています。
セージグリーンのナイロンが、膝の補強の丸みに沿って白く霞み、お尻も同じように明るい。
光を受けた皺の山は、銀色に近い。
擦れるところだけ浅くなって、腿の脇や裾の平らなところは、まだ深く沈んでいる。

アメリカ空軍は、飛行服を気温で分けていました。
MA-1がインターミディエイト、N-2Bがヘビー。ヘビーゾーンは、いちばん寒い空のための区分です。
F-1Bは、そこで飛ぶ人のための防寒のオーバーパンツ。のちに正式な名前はTROUSERS, EXTREME COLD WEATHERへ変わり、長いあいだ作られ続けました。

黒タグにHEAVY ZONEとあるのは、その古いほう。規格はMIL-T-6284D、製造はCentre Mfg. Co.、表記は32。
契約番号がAFで始まる空軍自身の番号なのも、60年代に調達の番号がDSAへ替わる前の、50年代の印です。

前立てのジップはCONMAR。黒い革の引き手は、厚い手袋をはめていてもつまめる大きさです。
膝から裾にかけては両脇に長いファスナーが走り、ブーツの上からでも脱ぎ履きができる。
肩からは革のタブの付いたサスペンダーで吊り、裾はリブで絞ってあります。
左の腰には、丸い空軍の紋章とU.S. AIR FORCEのスタンプ。文字は半分ほど擦れています。

F-1Bは長く作られたぶん、70年代、80年代のものなら古着でもまだ出てくる。
けれど、HEAVY ZONEの古い黒タグに、CONMARの金具、腰の紋章まで揃った50年代の1本は、ずっと少ない。
そこに、この膝の霞みがのっています。
無骨な軍のパンツなのに、ふくらんだ腿から裾へすぼまる形は、どこか宇宙服のようにも見える。
この輪郭が、いま見てもいちばん格好いい。

裾のリブには小さな穴があり、右の膝から腿には茶色っぽい染みもあります。

窓なら、手でひと拭きすれば、向こうの街がまたすぐに見えてくる。
この膝の白い霞みは、拭っても消えない。

立ち上がって歩き出すと、丸い補強ごと膝が折れて、今日の皺がその上に重なっていく。


model...187cm

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