60's Levi's 557XX 3rd デニムジャケット 260612H831
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brand...Levi's
date...1960
measuring_size...42cm/42cm/57cm/59cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...色落ち。スレ、リペア跡。パッチ欠損。着用感。
note...胸ポケットのフラップを、裏返してみてください。
本体より明らかに薄い、ライトオンスのデニムが縫い込まれています。
たったこれだけのこと。
でもこの薄い生地こそが、557XXと無印の557を分ける決定的な手がかりです。
リーバイスの557XX。
1962年、デニムジャケットが3rdへとモデルチェンジした年に生まれた一着です。
Vステッチの身頃、左右対称のフラップポケット、絞り込めるバックのダブルアジャスター。
ファースト、セカンドを経て辿り着いたこのフォーマットが、後のトラッカージャケットの原型になります。
3世代の中でもシルエットのバランスが最も良く、いまに続くGジャンの原点とされるモデル。
ただし、"XX" を冠して作られていた期間はごく短い。
1963年頃にはパッチからXXの表記が外れ、557へと切り替わっていきます。
実質たった1〜2年。
3rdが長く生産されたモデルであることを思えば、その入り口のごく限られた時期にしか存在しないのが557XXです。
フラップ裏が本体と同じオンスに統一された瞬間に、XXは型番から消えていく。
ボタン裏のD刻印も、XX期の中盤から後半に見られる仕様。
紙パッチは経年で失われていますが、このふたつの手がかりで特定できます。
色落ちの表情が、いかにも60年代のデニム。
インディゴが一気に抜けきらず、濃淡が立体的に残ったまま、ヒゲやアタリの周辺にだけ淡いブルーが浮かんでいる。
袖や肘のラインはどれも誰かが日常的に動かして出てきたもので、レプリカやリプロダクトでは絶対にこの空気になりません。
右袖の擦れも、フェードの妙としてそのまま魅力に転換されている。
内側のグレーがかった裏面、襟裏の細かなアタリ、バックヨーク下の畝の出方。効かせたイエローステッチも欠かせません。
3rdがGジャンの完成形とよく言われるのは、後にどれだけ新しいデニムジャケットが生まれても、結局このシルエットに皆が戻ってくるから。
そのフォーマットは、現代のデニムジャケットの中にもそのまま生きています。
そしてこの557XXが作られていたのは、ちょうどGジャンがワークウェアからストリートへと意味を変えていった瞬間。
Bob Dylanがアコギを抱え、若者たちがリーバイスを着崩しはじめた頃のものです。
実寸34-36の小ぶりなサイズ感で、Tシャツやスウェットの上からそのまま羽織れます。XXの個体としては、このプライスはかなりのもの。
作られていた期間より、生き残ってきた歳月のほうが、何十倍も長い。
それだけの一着。
model...169cm
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サイズスペック
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