80's 無地 フルジップ スウェットパーカー USA製 260915H
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brand...
date...1970~80
measuring_size...56cm/61cm/70cm/57cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。裏地黄ばみ。着用感
note...何てことのない服ほど、あとになって探しても出てきません。
杢グレーの無地。
フードがあって、ジップがあって、ポケットがふたつ。それだけです。
胸にも背中にもプリントはなく、首にブランドのネームもありません。
ついているのは、前立ての内側に縫い込まれた洗濯表示が一枚きり。
前を開けると、内側から生成りが出てきます。
表は杢、裏は染めていない起毛のまま。
色が入っているのは表に出る糸だけで、内側の毛は生まれたときの色で止まっています。着ているあいだ肌に当たっているのは、ずっとこの白。
40%アクリル、30%コットン、30%ポリエステルのアメリカ製。
アクリルを主役にした混紡は、この頃によくある配合です。
金具はYKKの銀ジップ。紐は丸ひもではなく平たいテープ。
ハトメを通さず、縫い代の口からそのまま出ています。
袖口と裾は太いリブ。
装飾と呼べるものは、ひとつもありません。
表記はX-LARGE。
それなのに横には膨らまず、身幅が細いまま縦へ落ちます。
箱型に太くなる前の形です。
2001年、The Strokesが"Is This It"でニューヨークから出てきます。
同じ頃、エディ・スリマンはDior Hommeで服を極端に細くしていきました。
黒い細身のジャケットの内側と、履き潰したスキニーの上。
そのあいだに挟まっていたのは、たいてい何でもないスウェット一枚です。
フードだけ細く立ち上げて、襟の内に入れてしまう。
余計なデザインがないぶん、着る人の骨格のほうが先に見えます。
まだヴィンテージとは呼ばれていません。
でも、この年代のアメリカ製はもうそんなに残っていない。
世間から評価されるようになるのは、たぶんもうすぐです。
名前を持たない服ほど、先にいなくなります。
まだここにあるうちに、袖を通しておきたい。
model...cm
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