70’s~ Wrangler コーデュロイ フレアパンツ USA製 261103H
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brand...Wrangler
date...1970~80
measuring_size...80cm/92cm/107cm/28cm/78cm/52cm/44cm
(Waist[ウェスト] / Hip[ヒップ] / Outseam[パンツ丈] / Front Rise[股上] / Inseam[股下] / Width of thigh[もも周り] / Leg opening[裾周り])
condition...シミ、汚れ。黄ばみ。着用感。
note...HBの鉛筆で引いた細い線を、何百本もすき間なく並べたようなパンツです。
コーデュロイのフレア。
畝のひとつひとつが淡いグレーで、光の向きによって少し銀色に寄ったり、曇りの日の窓みたいに沈んだりする。
膝の曲がるところでは、細い線がいっせいに向きを変えます。
この頃の畝のパンツは茶やベージュ、紺が多くて、グレーで残っているものはそう多くありません。
70年代、カウボーイのジーンズを作っていたラングラーは、街の若者に向けて、フレアをデニムでも畝の生地でも売っていました。
もともとブーツの上にきれいに落とすための形が、ちょうど時代の流行と重なった。
当時の街の写真には、ぴたりとしたシャツやニットの下で、広がった裾を揺らして歩く若者がいくらでも写っています。
ここ数年、その形がまた街に戻ってきている。
この秋のパリでは、ミュウミュウが来春夏の新作として、ヴィンテージのラングラーのデニムに手を入れて出していた。
古いものは、腰から腿まですっと細く、膝の下から控えめに広がる。
大きく波打つベルボトムとは違う、この細身の線が、やっぱりきれいです。
腰まわりもすっきりしていて、細身の男性や女性にもちょうどいいサイズ。
前は真鍮のTALONジップに、Wranglerのロゴを打ち出した銅色のボタン。
後ろは、右のポケットの上に、黒地に黄色い文字の小さな織りネーム。
どれも小さなところですが、この頃のアメリカ製の顔がちゃんとそろっています。
いちばんいいのは、生地にまだ張りがあること。
畝はしっかり立っていて、触ると固い。膝にもお尻にも、つるりと光ったところがありません。
だから裾の広がりがだらりと崩れず、脚の前には、うっすら折り目まで残っています。
この固さなら、これからまだ何年も穿きこめます。
ノートの右下は、書いているうちに手の横がこすれて、うっすら黒くなっていく。
そこが、いちばん書き込んだページの印だったりする。
腿のあたりのうすい汚れも、そんなページの端に少し似ています。
畝の線は、まだ一本も途切れていません。
model...185cm
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