70’s aerospatiale ボロ&フェード フレンチワーク ショップコート 261027H
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brand...
date...1970
measuring_size...45cm/51cm/96cm/60cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。色褪せ、フェード。スレ、小穴。ボタン欠損、交換。リペア跡。着用感。
note...音より速く飛ぶ旅客機を作っていた会社の、作業着です。
それなのに、前のボタンは上から青、黒、茶色。3つとも、ちぐはぐなものが付いています。
胸ポケットには、白い円の中に、青い斜体のaerospatialeを何段も重ねたロゴ。
翼もロケットの絵もなく、社名を繰り返しただけなのに、宇宙開発の古いポスターのような未来の匂いがする。
丸く積み上げたその形は、小さな地球にも見えます。
アエロスパシアルは1970年、フランスの国営の航空宇宙企業3社がひとつになって生まれた会社です。
コンコルドを世に送り出し、エアバスA300やアリアンロケットにも深く関わった、フランスの空と宇宙の中心にいた企業。2000年の統合を経て、いまのエアバスにつながっています。
1978年に社名を小文字のaerospatialeへ縮めていて、ロゴもこの綴りです。
深い青だったはずのコットンツイルは、洗いを重ねて、いまは綾の山から明るく褪せています。
ポケットの縁や袖まわりは、さらに一段淡い。
襟はテーラードのように折り返して、前は3つ留め。胸にひとつ、腰にふたつのパッチポケット。
背中には腰の高さにベルトが渡り、裾の両脇にスリット。膝まで届く、フランスの古いショップコートの形です。
ロゴとは反対側の胸には、黒い糸で格子に縫いふさいだ穴の跡。
その下の腰ポケットには、小さな継ぎ当てと赤い染み。
裏を返すと、ポケットの裏にも継ぎ当てとかがりの跡があって、袖口は擦り切れてほつれています。
ロケットを作る現場で、着ている本人の服は、こうして手縫いで直されていた。
この組み合わせは、ちょっと出来すぎています。
フランスの青いワークコートは、画家や職人の服としても長く着られてきました。
その同じ青に、航空宇宙企業の名前がひとつ入っている。
ショップコートの多くは無地で、会社の名前が入っているだけでも数は限られる。それがコンコルドの会社となれば、なおさらです。
空港の展望デッキで、離陸していく機体を最後まで見送る。
手すりにもたれて顔を上げると、胸ポケットの小さな地球も、少しだけ空のほうへ傾きます。
model...175cm
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