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70's Washington DEE-CEE 刺繍カスタム デニム ウエスタンシャツ 260929H

通常価格 ¥17,380 (税込)
通常価格 セール価格 ¥17,380
セール 売り切れ
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brand...Washington DEE-CEE

date...1970

measuring_size...44cm/54cm/82cm/60cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])

condition...シミ、汚れ。スレ、小穴、破れ多数。色褪せ、リペア跡。着用感。

note...帆船と、緑のトラックと、星と、長い髪の女の子。
縦落ちのきれいなウエスタンシャツに、誰かの好きなものが縫い込まれている。

淡く抜けたブルーの上を、細い縦の筋が雨みたいに走っています。
ぼんやり均一に褪せたのではなく、縦糸の藍だけが筋になって残り、前立てやヨークの縫い目には濃い青が溜まっている。
古いインディゴでしか出ない落ち方です。
胸ポケットの蓋をめくると、そこだけ昔の濃い藍が四角く残っている。

左胸には、白い波を行く帆船。
右胸には、緑のトラック。
右の肩からは、太陽なのか麦の穂なのか、金色の線がこぼれています。
袖には赤い糸のハートと、イニシャルらしき文字。
襟先と袖口には、星とも花ともつかない色とりどりの印。

今日は襟に星をひとつ。次は胸に車。背中が寂しくなったら、木を一本。
そんなふうに、着ながら少しずつ増えていったような刺繍です。

太い糸がふっくらと盛り上がって、指でなぞると、ひと針ずつの凹凸が分かる。
上手いかと聞かれたら、たぶん上手くはない。
でも、どの線にも迷いがない。

背中には、女の子がひとり。
擦り切れて薄くなったヨークのところに、ピンクと水色と黄色の糸を束ねた長い髪が、そのまま垂らしてある。
両脇には、剣と、小鳥のとまった木。
穴があいたら、そこに髪を描けばいい。
たぶん、そんなふうにして生まれた顔です。

首の内側が裂ければ、パステルの糸でかがる。
肘が擦り切れれば、濃いデニムを切りっぱなしのまま重ねる。
裾は切り落とされて、白い糸が房になって揺れている。
直すことと飾ることの境目が、途中からなくなっている。
背中の下と左袖には穴、前身頃には点々とシミもあります。

もとは、Nashvilleのワシントン・マニュファクチャリングが作っていたDEE-CEEのシャツ。
1922年に商標を取った、牧場や畑で働く人たちのための服のブランドで、名前は首都のD.C.をもじったものです。
首元の洗濯表示から、1972年より後、70年代初頭の一着。

ちょうどその頃、ヒッピーの若者たちはジーンズやジャケットに刺繍をして、つぎを当てて、自分だけの服に作り替えていました。
1973年にはリーバイスがデニムアートのコンテストを開き、入賞作は美術館を回っています。
これは、コンテストに出すようなデニムアートではありません。
もっと個人的で、もっと素朴です。

縦落ちのきれいなヴィンテージのウエスタンシャツ。
それだけでも十分なのに、ここまで誰かの手が入ったものは、なかなか出てきません。
サイズは小さめで、女性にもちょうどいい。

誰にでも、捨てられないものを入れておく箱がある。
きれいな石、拾った貝殻、何に使うのか分からない小さな部品。

このシャツは、そのふたがずっと開いたままです。


model...169cm

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  • サイズスペック

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