70’s RICARO by SAVOIR レザージャケット 261106H
受取状況を読み込めませんでした
brand...RICARO by SAVOIR
date...1970
measuring_size...47cm/57cm/60cm/64cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。スレ。着用感。
note...製図台の上には、たいてい雲形定規が1枚置いてありました。
定規なのに、まっすぐな辺がひとつもない、あの曲がりくねった板です。
このレザージャケットの線は、ほとんどあれでなぞったように引かれている。
肩から下りてきた切り替えが、角の丸い胸ポケットをくるりと回りこみ、脇腹へ向かって大きくうねって、腰の差し込み口へつながっていく。
左右に同じ線が走っていて、背中には、肩甲骨の上から裾まで、アーチ形の切り替えがひとつ。
前身頃に、四角いところがほとんどない。
ポケットを付けるだけなら、ここまで曲げなくてもいい。
けれど、飾りに見えた線が、物を入れる口の形まで兼ねている。
色も革も変えず、つなぎ目の線だけで、ずいぶん洒落たことをしています。
襟は大きく尖ったシャツカラー、前は真鍮のYKKのジップが1本。
丈は腰までの短さで、裾も袖口もリブで絞らず、すとんと終わります。
ベルボトムが裾を広げ、シャツの襟がどこまでも大きくなっていった70年代は、服の線が直線からほどけていった時代でした。
90年代の半ば、トム・フォードがグッチで呼び戻したのも、その70年代。大きく開いた襟と、艶のある素材が主役でした。
このジャケットも、革の迫力で押し切らず、線の引き方で身体をきれいに見せる。
遠目には素直な焦げ茶の革ジャンなのに、近づくと線がゆっくり動き出します。
革の表面には細かいしわが一面に寄っていて、光の当たるところだけ、つやが波のように走る。
しわの谷は深く沈み、山は擦れて、縫い目の縁にはところどころ明るい茶色がのぞいています。
内側は一面、焦げ茶のアクリルパイルで、襟の裏まで毛足が続く。
首元には菱形に切った革の台に、RICARO by SAVOIRのネーム。丸みのある太い書体です。韓国製で、表記は42。
平らな土地を流れる川は、急がないぶん、大きく曲がりながら海へ向かう。
胸から下りてくる線も、ポケットをひとつずつ回り道して、最後は裾で、ジップのすぐ脇まで戻ってきます。
model...187cm
※商品は店頭と同時に販売しておりますので、ご注文頂いた時点で商品が欠品している可能性がございます。在庫を確認後、【配送完了メール】をお送り致しますので、それまではご購入完了とはなりません。予めご了承のほどお願い致します。
