70’s U.S. AIR FORCE N-3B フライトジャケット 261106H
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brand...Lancer
date...1975
measuring_size...--cm/64cm/84cm/92cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。色褪せ。着用感。
note...フードを顎の上まで閉めると、顔はファーの奥に引っこんで、筒の先から外をのぞく形になる。
シュノーケルパーカーと呼ばれるのは、そのせいです。
80年代末のマンチェスターでは、The Stone RosesやHappy Mondaysの音に合わせて、服の中でも体が遊んでいた。
太いジーンズに、だぶっとしたトップス。踊ると、体より少し遅れて服が動く。
その少しあと、同じ街から出てきたOasisの姿には、顎まで閉めたパーカーがありました。
大きな服の奥から、こちらを見る顔。
このN-3Bにも、あの少しふてぶてしい格好よさがあります。
生成りの毛に顔が半分埋まると、目つきだけが妙にはっきりする。
もとはアメリカ空軍が、1950年代のはじめに極寒地の搭乗員のために作ったパーカー。
これは1975年契約、Lancer Clothing Corporation製、規格MIL-J-6279Hの実物です。
表地はコットンとナイロンを半分ずつ混ぜた生地で、ナイロンだけのものより光りすぎず、乾いた艶をしている。
顔のまわりをぐるりと回るのは、少し黄みを帯びた白く長い毛の縁取り。
内側には毛足の短い濃いグレーのパイルが貼ってあって、頬の当たるところまでやわらかい。
後ろにはバックルで深さを詰めるストラップ、首元にはドローコード。
前はSCOVILLのジップに革の引き手を付けて、その上を大きなボタンとスナップの比翼でもう一度ふさぐ。
胸の斜めの口は手を温めるためのもので、裾にはフラップの付いた物入れがふたつ。左袖には小さなジップポケット。
肩はラグランで、肘には補強。丈はお尻が隠れるくらいで、腰の後ろに絞りが入っています。
表記はSMALLで、もともと身幅にゆとりを持たせた作りです。
半世紀を過ぎても、縁の毛は痩せずにふくらみがあり、パイルも寝ていません。
左袖のポケットの口にほつれ、背中に小さな白い点のような汚れがあります。
マンチェスターの雨は、傘をさすほどでもない顔をして、一日じゅう降っている。
フードをかぶると、白いファーの丸い窓の向こうで、赤煉瓦の街が濡れている。
model...169cm
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