80’s Hein Gericke × Harley-Davidson レザー ライダースジャケット 261027H
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brand...Hein Gericke × Harley-Davidson
date...1980
measuring_size...54cm/63cm/65cm/64cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。スレ、色褪せ、キズ。着用感。
note...両肘に、小さなオーバルコースがひとつずつ。
楕円の内側にもうひと回り小さな楕円を縫い込んだ、キルティングの肘当てです。
土の楕円を左へ左へと回り続けるレースで、ハーレーが長く勝ちを重ねてきたことを思うと、ちょっと洒落た形に見えてきます。
作ったのは、おそらくドイツのハインゲリケ。
1970年にデュッセルドルフで小さなバイク屋を開き、ライダーのための服を手がけながら、ヨーロッパじゅうに店を広げていった会社です。
襟の内側には、黒地に金の文字のラベル。擦れてほとんど読めないけれど、うっすら残る英字の綴りを追っていくと、ハインゲリケがハーレーダビッドソンのために作っていた革ジャンのラベルと重なります。
立ち襟は、喉元のタブをスナップで留めて風をふさぐ。
肩にはエポレット、左腕には雨蓋の付いた小さなポケット。腰の大きなフラップポケットは、脇から手を差し入れるハンドウォーマーを兼ねています。
前はYKKのジップをスナップの並ぶ比翼で覆い、裾と袖口はリブで絞られる。
ライダースの立ち襟と肘当てに、フライトジャケットの肩と袖。カフェレーサーとボンバーの、ちょうどあいだにいるような形です。
黒いレザーは、着込むと下から茶色がのぞいてくるものが多い。
これは、肩、胸、ポケットの角、袖のふくらみと、風と手がよく当たったところから灰色に擦れて、炭をこすったようなまだらになっている。
縁のパイピングは銀色に光り、黒いスナップも頭の塗装が剥げて、下の金属がのぞいています。
皺の寄り方を見れば分かるとおり、革はもうすっかりやわらかい。
擦れて、くたっとして、ここまでくると、もうこの一着だけの顔です。
背中に鷲もいなければ、炎も上がっていない。
ハーレーと分かるのは、襟の内側の擦れたラベルだけです。
言われなければ、誰も気づかない。そのくらいのハーレーが、普段にはいちばん着やすい。
敷き直したばかりの道路は、目が痛くなるくらい黒い。
何年も車が通って、雨と日差しを受けるうちに、少しずつ灰色に落ち着いて、やっと町の道になる。
袖を通して、ジップを喉元まで上げる。
肩から胸にかけて、革はもう、走り慣れた道の色をしています。
model...175cm
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