80’s KETT ライトニングタイプ ダブルライダース 261020H
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brand...KETT
date...1980~
measuring_size...48cm/50cm/61cm/65cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。スレ。着用感。
note...ライトニングと聞いて、ルイスレザーしか浮かばない人に。
同じイギリスに、ケットという名前がありました。
知っている人は、たぶんそんなに多くありません。
けれど、この黒い牛革に一度触れると、名前のことはしばらくどうでもよくなる。
袖と前身頃の下のほうには、乾いた川底のような細い皺が幾重にも寄って、そのひとつひとつの山に、しっとりした艶が薄く乗っている。
胸のあたりはなめらかで、大きく折れたところにだけ鈍い光が浮かびます。
厚くて、指の腹で読めるほどシボが深いのに、肘はすっと曲がって、曲がったところにまた新しい皺が寄る。
形は、1958年にルイスレザーが出したライトニングと同じ、英国式のダブルライダースです。
斜めに走る太いファスナーに、胸と腰のジップポケット、ジップで開く袖口、そして腰をぐるりと回すアメリカ式のハーフベルトではなく、両脇のバックルでウエストを絞るやり方。
70年代のロンドンで、ザ・クラッシュやセックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズの肩に乗って、パンクの姿になった形です。
ケットはその同じ国で英国式の革ジャンを作っていたとされますが、来歴はあまり残っていません。
これは80年代の1着で、表には左腕の小さなラバーパッチくらいしかロゴを出さないのに、裏を返すと、ひし形のキルティングいっぱいにKETTの文字が斜めに散っている。
内側でだけ、少しはしゃいでいます。
英国式の端正な形に、ここまで育った革が追いついている個体は、案外そう多くありません。
あの型を探していた人ほど、この革の良さはよく分かるはずです。
表記は40。
名前も知らないバンドのレコードを、ジャケットだけで選んで帰る夜がある。
針を落として、最初の何小節かで、当たりだったと分かる。
このケットも、名前より先に、袖を通した最初の数秒で分かります。
model...175cm
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