80’s Prevent ユーロワーク ショップコート 261016H
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brand...Prevent
date...1980
measuring_size...46cm/62cm/101cm/60cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...全体的にシミ、汚れ。スレ、小穴、破れ。着用感。
note...防ぐ、という名前のコートです。
胸ポケットの角に、青い筆記体でprevent。
スロベニアの小さな町、Slovenj Gradecにあった会社で、1969年からこの名前で、作業用の手袋や仕事着、身を守るための防護服を縫っていた。
のちにはフォルクスワーゲンやBMWのシートカバーまで手がける、ヨーロッパでも指折りの縫製の会社になります。
首のタグには、100% BOMBAŽ。スロベニア語で、綿100%のことです。
何を防いできたかは、前身頃を見ればすぐ分かる。
胸から裾にかけて、薄い茶色の染みが点々と。
右の腰のあたりには、インクのような青がひと粒。
袖口はすり切れて糸がほどけ、袖には小さな穴もいくつか。
ポケットのまわり、袖の先、手が触れるところから順に跡が付いていて、汚れ方に無理がない。
それが全部、いちばん外のこの一枚で止まっている。
名前どおりの働きぶりです。
ユーロワークのコートは、たいてい青か生成り。
これは青みを含んだ淡いグレーで、そのどちらとも違う、少し冷たい色をしています。
この色が、いい。
染みもほつれも、この冷たさの上だと不思議と品よく収まる。
前を開けると、見返しはひと回り濃い。表がどれだけ洗われてきたか、ここで分かります。
テーラードの襟に、前は3つ留め。
胸にひとつ、腰にふたつのパッチポケット。
背中には腰の高さに細いベルトが渡り、裾には切れ込みが入ります。
膝まで届く長さでも、裏地のない綾織りのコットンなので、羽織ると肩にほとんど重さがこない。
シャツの上から1枚、すとんと長い線が落ちる。春も秋も、気負わずに着られます。
傘は、差している人の代わりに、いちばん濡れて帰ってくる。
このグレーの染みも、ひとつ残らず、中のシャツが受けるはずだったものです。
model...cm
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