80's U.S.NAVY ステンシル シャンブレー ユーティリティシャツ 261016H
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brand...U.S.NAVY
date...1980
measuring_size...46cm/56cm/76cm/63cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。スレ。着用感。
note...船の洗濯室では、何百人ぶんの同じシャツが、同じ熱いお湯の中で回っていた。
乾いて山になった淡い青の中から、自分の1枚を引き当てる手がかりは、胸の上の名前だけ。
この1枚の名前は、VEALE。
左胸のポケットの上に、型紙を当てて黒いインクで入れたステンシルです。
ところどころ線が小さく途切れているのは、型紙の抜き方のせい。
プリントほど整っていなくて、刺繍ほど飾ってもいない。その少し粗い黒が、淡い青の上で全体を引き締めています。
軍物のシャツは、ステンシルがひとつ入るだけで、急に格好よくなる。
アメリカ海軍は1913年にシャンブレーシャツを採用して、1999年に退役させるまで、80年以上も水兵の作業着にしてきました。
濃紺のダンガリーパンツに、淡いブルーのシャンブレー。甲板を磨き、船体を塗り直し、機関室で油にまみれる日の服です。
着るものには必ず名前を入れること。船のランドリーで紛れないように、という理由もあった決まりです。
裾の前には、名前と認識番号を書き込む欄。
その下に品名、契約番号、請け負ったメーカーの社名、そして洗い方。
熱いお湯で洗濯機、漂白剤は使わない、乾燥機は中温、止まったらすぐに取り出す。
名前の欄にも、手書きの書き込みが残っています。
契約番号の頭はDLA。国防総省の補給を受け持つ国防兵站局がこの名前になったのは1977年で、それより後の契約だと分かります。80年代の支給品です。
胸のポケットは底の角が丸く、フラップ付き。
ボタンは青い4つ穴。袖口は2つ留めで、幅を詰められます。
裾は前後にゆるくカーブしています。
生地はコットンとポリエステルの混紡。白い緯糸がところどころ浮いて、淡い青に薄く霜が降りたような表情です。コットン100%の古いものよりさらりと軽く、皺も入りにくい。
もとは作業中に着るためだけのものでしたが、水兵の衣のうや放出品の店を通って、とっくに陸の上の定番になりました。いまも、いくつものブランドが海軍のシャンブレーを手本にした1枚を作り続けています。
それでも、本物の支給品で、胸の名前も裾の印字もここまではっきり読めるものは、案外少ない。
右袖に小さなほつれが少しと、襟先や袖口に擦れ。淡い色のわりに、目立つ汚れはありません。
古本の見返しに、知らない誰かの名前が書いてあることがある。
消さずにおくと、読み終えるころには、それも本の一部になっている。
胸のVEALEも、何度か袖を通すうちに、このシャツの柄みたいに見えてきます。
model...169cm
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サイズスペック
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