90's Carhartt "BORO" アクティブジャケット 260703H
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brand...Carhartt
date...1990
measuring_size...58cm/72cm/72cm/66cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...シミ、汚れ。色褪せ、フェード。スレ、ダメージ、破れ多数。ジャンク。
note...くたびれきったカーハート。
きれいに残った一着じゃなく、働いて働いて、ここまでボロボロになったやつです。
ブラウンのダック地が土と油を吸い込んで、砂みたいなベージュまで色が抜けている。
袖口は裂け、フードの縁は噛みちぎられたようにほつれ、フロントポケットの上のCロゴは半分以上が景色に溶けて剥げ落ちています。
両袖のリブの上が大きく口を開けて、中の黒いキルティングと綿がのぞく。
裾も擦り切れ、ポケットからは糸が垂れて、全体に油じみと泥汚れ。
ダメージ加工がどれだけ精巧でも、この生々しさには届かない。
工具箱の脇か、トラックの助手席か。
この汚れの一つひとつに、たぶん名前のある一日があった。
色の抜け方、破れの位置、汚れの散り方。
どれひとつ計算されていないのに、全体で見ると一分の隙もなく決まっている。
狙って描いた抽象画より、偶然と時間だけで仕上がった一点物のほうが強いことがある。誰にもデザインできない、時間が勝手に仕上げた柄です。
破れやほつれを美しいと感じる感覚は、グランジやパンクがずっと育ててきたもの。
完璧に整ったものより、壊れて、ほつれて、それでも立っているもののほうにある強さ。破いたデニム、穴だらけのニット、色の抜けたネル。
あの美意識の延長線上に、このボロボロのカーハートもいる。
ダメージを隠すんじゃなく、堂々と見せる。それがいちばんかっこいい。
くたびれた、じゃない。
ここまで来ると、枯れた美しさと呼びたくなる。
model...187cm
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