90's Harrington Jacket ユニオンジャックタグ スイングトップ 紺 261002H
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brand...
date...1990
measuring_size...53cm/59cm/63cm/62cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...スレ。毛玉。着用感。
note...表札の代わりに、国旗だけを掲げている家がある。
このジャケットの名乗り方は、それに近い。
裏地の真ん中に縫い付けられた白いタグには、ユニオンジャックと、サイズ表記だけ。
ブランドの名前は、首の後ろにも、ジップの引き手にも、どこにも見当たりません。
紺のポリエステルコットンに、立てて2つのボタンで留めるドッグイヤーカラー。
斜めに口を開けたフラップポケット、リブで絞った袖口と裾。
背中には、雨を左右へ逃がすための山型のヨーク。
1937年、マンチェスターのバラクータがゴルフのために作ったG9から続く決まり事を、ひとつも省いていません。
60年代のモッズから、スキンヘッズ、パンク、2トーンへ。
ロンドンの曇り空の下でも、地下のクラブでも、フットボールのテラスでも。
景色はまるで違うのに、着ていたのは同じ形のジャケットでした。
名前のない1着がこうして作られるほど、形そのものが、もうあの国の定番だったということです。
名前がないから、見られるのは形と生地だけ。
その2つが、ちゃんといい。
前を開けると、内側いっぱいに赤いチェック。
黒と緑、黄色と白の細い線が走る、綿100%のネルです。
厚みがあって肌当たりはふっくらと柔らかく、左の身頃には紺で縁取った内ポケットがひとつ。
脱いで椅子の背に掛けたときまで格好がつくのは、この形ではかなり大事なところです。
表記はLで、身幅にゆとりのある、少し箱型のシルエット。
ユニオンジャックのタグですが、製造国の表記はありません。
紺はわずかに褪せて、ところどころ白い毛羽が乗っています。
袖口と裾のリブには毛玉、襟の片側には糸で縫い留めた小さな跡があります。
旗は、風のない日には竿に垂れたまま。
少し吹いてきて、はじめてあの柄が読めるようになる。
襟を立てて、ボタンを2つ留める。
このハリントンも、少し風のある日のほうがよく似合う。
model...175cm
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