90's PINK FLOYD "Wish You Were Here" プログレッシブ ロックTシャツ USA製 260714H
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brand...Anvil
date...1990
measuring_size...55cm/56cm/74cm/22cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...着用感
note...黒いボディの中央に、4枚の小さな写真が並んでいます。
波紋を立てずに水に沈むダイバー、握手しながら燃えているビジネスマン、木々の間に浮かぶ赤いヴェール、砂漠に立つ顔のないセールスマン。
それぞれの写真の上に、立体的なエンボスのように "W" "Y" "W" "H" の文字が浮かび上がっています。
写っているのに、そこにいない。
あるいは、そこにいたはずのものが、抜けている。
Pink Floydが1975年に発表したアルバム "Wish You Were Here"(邦題:炎〜あなたがここにいてほしい)の、ジャケットとインナースリーブに使われた4つのイメージ。
手掛けたのはHipgnosis。
燃える握手は火、消えるダイバーは水、浮かぶヴェールは空気、顔のないセールスマンは大地。
古代の4元素を借りながら、写っているのは不在と、空っぽの取引です。
バックに回ると、機械の手同士の握手。
周囲を火・水・空気・大地の4色が円で分けています。
当時のアルバムは、ジャケットが黒いシュリンクで完全に覆われた状態で店頭に並び、外から見えるのはこの機械の握手のステッカーだけでした。
中身を隠すというアイデアそのものが、"Wish You Were Here" というタイトルに直結する仕掛け。
George Hardieがデザインしたこの冷たい握手は、後にレコードのレーベル面にも使われ、アルバムを象徴するもう一つの図像になっています。
"Welcome to the Machine" や "Have a Cigar" で歌われた音楽産業の冷たさ。
表の燃える握手と、裏の機械の握手。
この2つの握手だけで、アルバムの皮肉はもうほとんど語られています。
"The Dark Side of the Moon" で世界的な成功を手にした直後、バンドの真ん中には成功とは真逆の感覚が残っていました。
脱退したSyd Barrettへの思い、そこにいながら心は不在であること、音楽が産業に変わっていくこと。
"Wish You Were Here"(あなたがここにいてくれたら)は、誰かを失ったアルバムであると同時に、自分自身が本当にここにいるのかを確かめる作品でもあります。
こういうアルバムのTシャツを、ロゴでもプリズムでもなく、この4枚の写真で作ってくれているのが、いい。
Pink Floydのアルバムアートを着るなら、これ以上のTシャツはたぶんない。
model...175cm
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