Y2K Graphitti "KABUKI: GAI-JEANS" David Mack アメコミT 260922H
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brand...Hanes
date...2000
measuring_size...55cm/54cm/74cm/23cm
(Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖/ゆき丈])
condition...着用感
note...「明日のファッションは、今日のコミックの中にある。」
2004年、このTシャツの発売を知らせる告知には、そう書かれていました。
胸に、NIPPON GAI-JEANS U.S.A.。
見覚えのある形をした赤い旗の下に、若い3人が並んでいます。
細い顎に、短く尖らせた髪。へそを出したトップスに、腕に巻いたトライバルのタトゥー。3人とも、広告のモデルにしては少し退屈そうな顔で、こちらを見ている。
GAIは、たぶん外人の外。
若者に、U.S.A.をうたうジーンズを、外人という名前で売る。
考えるほど、どこが内でどこが外なのか分からなくなってきます。
アメリカから見た日本には、どこか洒落た近未来の匂いがあったのかもしれません。
1994年にDavid Mackが始めた"KABUKI"も、舞台は近未来の日本。
「能」と呼ばれる政府の秘密機関で、歌舞伎という名の仮面の暗殺者が働いている。
表ではテレビの人気者、裏では標的を消していく。
外から考えた日本は最初からどこかねじれていて、そこがいい。
鉛筆、水彩、コラージュまで持ち込んだ画面も、ヒーローが殴り合うアメコミの中ではかなり異色でした。
David Mackはのちに、マーベルのヒロイン"Echo"の生みの親のひとりにもなります。
この絵は、1999年にImage Comicsから出たスピンオフ"Kabuki Agents: Scarab"の2号の表紙。描いたのは、シリーズの作画を担ったRick Maysとされています。
のちに能の工作員となるScarabが、都会のサブカルチャーの中で育っていく話で、表紙の3人は、まだ誰も仮面を着けていません。
異国の作家の手なのに、線は漫画をひと通り通ってきたように細く、顔つきは涼しい。
アジアの若者を描いた絵として、いま見てもかなり洒落ています。
Tシャツにしたのは、HellboyやMadmanでも知られるGraphitti Designs。
袖の赤いロゴは、古着好きがアメコミTを手に取ったとき、真っ先に確かめる目印です。
ただ、この1枚にはヒーローもタイトルロゴも入っていない。
あるのは、コミックの中にしか存在しないジーンズの広告だけ。
かなり分かっている人向けの、マニアックな1枚です。
ページを閉じれば、物語はそこで終わる。
服のほうは、誰かが袖を通すたびに、続きが始まる。
この3人にも、まだ次の場面が残っています。
model...169cm
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