「自分らしく」
「多様性を大切に」
そんな言葉が、日々の空気のように、
自然と耳に届くようになった。
良いことだと思う。
でも、その反面、
どこかで少し、疲れている自分がいる。
“その人らしさ”を持っていないと、
何者かでいないと、
置いていかれてしまうような気がする。
けれど、ほんとうは、
自分らしさなんて、
そんなに簡単に見つかるものじゃない。
多くの人が、
「わからないまま」生きている。
私自身も、そのひとりだ。
だから人は、
自分を知ろうとする。
MBTI、性格診断、価値観マップ……
分類されることで、少しだけ安心できる。
「そうか、これが自分か」と思える。
それはきっと、
昔から変わらない心の癖だ。
血液型や星座、手相、占い。
誰かに「あなたはこういう人」と言われると、
なぜか少し安心する。
自分の輪郭がはっきりしたような気になる。
それは人間にとって、
昔から変わらない慰めなのだと思う
自分を完全に理解するのは難しい。
だからこそ、
“それっぽい言葉”に寄りかかってしまう。
それは悪いことじゃない。
でも、
それだけで済む話でもない。
かつての時代には、
「らしさ」なんて求められなかった。
正解が、あったから。
そこそこの学校や、安定した会社、家業や職人の道、
結婚、家庭。
そのレールに乗っていれば、
それなりに、皆、幸せに生きられた。
特別でなくてもよかった。
言葉にしなくても、受け入れられた。
けれど今は、違う。
自由は、増えた。
選べる道も、無数にある。
でも、そのぶん、
選んだ先の責任は、
すべて自分で引き受けなければならない。
自由には、いつだって責任がついてくる。
自分らしさを持つこと。
自分であること。
それは、決して軽いことじゃない。
起業やフリーランスで自分でやっていくことも、
ゆるい社風の会社で働くことも、
結局はひとりで学び、結果を残さなければならない。
己を律することの難しさ。
それが、自由を得る代償だ。
私は、まだよくわからない。
自分がどんな人間かなんて。
それでも、
わからないまま半世紀ほど、
なんとか生きてきた。
ただ、幸いなことに、
好きなことを仕事にできている。
その中で、少しは自分を表現できている気もする。
“らしさ”とは、
探すものではなく、
気づけばにじみ出ているものかもしれない。
静かな時間や、選んだものたちの間に。
誰と出会い、何を手放してきたかの中に。
そう思うことが、最近少しだけ増えた。
それでも、
私たちは本当に「自分らしく」生きているのだろうか。
それともまた、
“らしさ”という名前の新しいレールを、
知らぬ間に走らされているだけなんだろうか。
XXX
続いて、
LABRAT BOOK CLUB です。
今回ご紹介する写真集はこちら。

No.223 (Lin Zhipeng) : HIDDEN TRACK
photographs by No.223 (Lin Zhipeng)
first published in 2016 by Editions Bessard
limited edition of 500 copies





















Ren Hangが焼きつけた「衝動」の、
そのあとの静けさ。
濡れたまなざしと、余白の体温。
誰にも届かない、ラブレターのような写真集。
「恋する惑星」を、また観たくなった。
*全ての写真集はプライベートコレクションのため
販売しておりません。
販売中の本屋さんは、Instagramでご確認下さい。
動画はこちら↓
XXX
最後に、
近日入荷予定の商品のなかで
私が気になったものを少しばかりご紹介致します。
今回は私用のためブログ更新が遅くなってしまい、
すでに売り切れてしまっている商品もあるかと思います。
それでも気になるものがあれば、
ぜひ遠慮なく直接店舗までお問い合わせください。

Mr.アメリカ

ネルシャツも青が入ると涼し気です

オールドペイズリー

nomad & punk スカート

こんな感じですかね

そんなに古くないですが可愛いので

謎に昔のiMacのADっぽくしてみました
ナイキ センタースウォッシュ

いい感じにフェードした無地スウェット
こういうのが一番使えるんですよね

めっきり見つからなくなった
リプリントじゃない、
リアルなブートレグ(ややこしい)

JJJJound × Levi's

こんなとこにもプリントあり

ブリットポップが気分なので
ロット、アンブロ、プーマ、タッキーニとか
ユーロスポーツブランドが気になってます

まっ紺の517インディゴデニム

ポップアート的な

好きなユーロパンツ
ブリーチ&ハンドステッチでパンキッシュに

一匹狼さんへ

さてさて、ここからTシャツです。
今回は大プッシュの80’sTシャツを大量放出致しました。
90年代のTシャツが過剰にブームになって、
真贋の境界があいまいになっていくなかで、
気づけば、もっと静かな時代の空気に惹かれています。
80年代以前のTシャツは、
素材もシルエットも控えめで過度な主張がない。
でも、だからこそ「人」が際立つのだと思います。
薄手のボディに、ぴったりとした着心地。
どこかナードで気取らない佇まいが、
今の自分にはちゃうどいい感じ。
情報より温度。
価値より空気感。
そんなふうに、
Tシャツを見る目が少しずつ変わってきたのかもしれません。


NINJA

Mosquitos suck
直訳「蚊、マジでうざい」
嫌いなら着なきゃいいのに

マドンナが着ていた"Itallians do it better"みたいな
ちょっとセクシーノリのメッセージだと思います

Buck Better & bitch
完全に現代なら作りませんね

おばあちゃん。。

70s Hawaii
Average White Band的な

ラメプリントも今は新鮮かもしれません

ほのぼの優しい、オレンジボディで正解
Harvestは企業名だと思いますが、
私なら勝手にニールヤング気分で着ます


イタリアの高級ナイトクラブ&レストラン
”Covo di Nord Est"の70's ヴィンテージTシャツ。
NYCの"Stidio 54"ノリでどうぞ

TV系

ウォーホールタイプのダイナソープリント
めちゃめちゃクールなBOROノースリ
タグはないですが、Stanly Desantisだと思います

リンガーTが気分です

70'sはタグもかわいい

スミクロボディも外せません


70~90's ポケT

〇△▢

クラフトビール醸造所みたいです



タグ付き&シングルステッチ Hooters
今さら気づいたけどフクロウの目はboobsなのね

逆ジャイアン

ファイヤー&サンダー

ふつうのと燃えてるスーパーマン

黒ボディは珍しい気がします

アメリカの法律系教育アニメ "I'm Just a Bill"
やる気無さそうにホワイトハウスの前に座ってるの
かわいい

NBA史上最も嫌われ、そして最も勝たせた“ヒール役”
Bill Laimbeer
知らんかったけど、色合いが良い

ピエロにスカルにファイヤーにエイトボール
極悪



BORO


ノースリーブ

おすすめY2Kロック
今この年代のTOOLあたり買ってる人とか
センスあるなと思います

R.I.P. Ozzy
人は、死に様に生き様を移し、別れ際に本性を滲ませる。
最高でした。

Green Dayいいな

生地がすっけすけで最高


レアプリント


Anime

Star Wars


Godzillaの制作スタッフTee
めったにでてくるもんじゃありません

Interview with the Vampire!


A Clockwork Orange!
モスキートヘッド!!
ほんもの!!!
こんなかんじで
ブログでのご紹介は以上ですが、
店頭にはもっとたくさんのグッドスタッフが入荷しておりますので
原宿にお越しの際は是非LABORATORY®へお立ち寄りください。



修学旅行ぶりに行った日光が
けっこう良かった