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【LABORATORY®前田のブログ #61】静かなロマンと、確かな信用

【LABORATORY®前田のブログ #61】静かなロマンと、確かな信用

 

先日の「情熱大陸」

Mr.Clean 栗原くんの回がとてもよかった。

 

言葉を多く語るタイプではないのに、

伝わってくる温度があった。

 

彼が洗うのは、服の汚れじゃなくて、

時間の埃みたいなものなんだと思う。

 

買い付けから、洗濯、リペア、値札の文字まで。

どこを切り取っても「人任せにできない」という覚悟があった。

 

それは効率では測れない仕事で、

でも、あの丁寧さと熱量が“Mr.Clean”という信頼をつくってきたのだと思う。

 

66日で2万キロを走る買い付け旅。

その大変さは、同業者として痛いほどわかる。

けれど、画面に映る彼の姿は、過酷な労働者ではなく、

静かなロマンを追う旅人のように見えた。

 

一着との出会いに賭ける、その瞬間の光。

そこに、古着の魅力のすべてが詰まっている。

 

どんなジャンルでも、

自分の信じる美学を貫く人には、

一種の清々しさがある。

 

どんなスタイルのサービスをするにしたって、

一番大切なのは信用。

それがある店や会社しか、長く続けることはできない。

 

だから、老舗はすごい。

 

我々も、お客様から信用を得るために、

日々、努力と改善を繰り返している。

そんな当たり前のことを、

改めて思い出させてもらった。

 

そして、同じ景色を見てきた同じ歳の友人が、

こうして評価されることが、

ただただ純粋に嬉しくて、誇らしかった。

 

 

以前、飲みながら話していたときに、

彼が言った今も忘れられない言葉がある。

 

私が「誰にも任せず、ひとりで過酷な買い付けを続けるのは無理があるのではないか」

と聞いたとき、彼は静かに笑って、

「ふっ。誰もできないことをするから、その先に感動があるんだよ」

 

そんなことを言っていたような気がする。

たぶん。

 

 

 

 

XXX

 

 

 

続いて、LABRAT BOOK CLUBです。

 

今回ご紹介するのは、

前回のUKスタイルの流れを汲んで、

こちらの写真集。

 

WILD DAYZ : BEEZER

 

Photographs by BEEZER

First published in 2003 by Petie Grand Publishing

Produced by RUSH! PRODUCTIONS, Asmik Ace

 

Puma & Sergio Tacchini トラックジャケット

 

スキーゴーグル

 

adidas + bootleg GUCCI + ストップウォッチ

Public Enemy style

 

Worlds End 3tan shoes

Duck Rock

 

ラコステ

 

Cazal eyewear

 

Def Jam

 

白セットアップ

 

ドレッド+チェックスカート

 

FILA

 

ムートンベスト

 

レイヤードデニムとJAMS

 

スキースタイル

 

キャッツアイ

 

イモジャージ

 

ルーズソックス

 

suit yourself

 

エアロビ

 

スウィングトップ センターラインデニム

 

セディショナリーズ "Vive Le Rock"

 

Mr.T

 

 

 

The Wild Bunchが街を揺らし、

やがて Massive Attackへと繋がっていく。

 

カルチャーがまだ輪郭を持つ前の、ざわめきの時代。

 

BEEZERが切り取ったのは、

誰よりもファッショナブルで

どこよりもクールだった瞬間の記憶。

 

個人的に心を奪われたのは、ネリー・フーパーのスタイル。

Leeのカバーオールにブレーカーシューズ、

クラッシュデニムの2枚履き。

 

イナタいのに、どこか洗練されてる。

大好物。

当時これを見て、ブレーカーシューズを探しに行った。

 

マルコム・マクラーレンの"Duck Rock"のTシャツを着た子が写ってるのも

たまらん。

 

それにしても、この本がいまだに安いのも好きなところである。

 

 

*全ての写真集はプライベートコレクションのため

販売しておりません。

販売中の本屋さんは、Instagramでご確認下さい。

 

 

 

XXX

 

 

 

それでは、

近日入荷予定の商品のなかで

私が気になったものを少しばかりご紹介致します。

 

好評だったスウィングトップ(ハリントンジャケット)

大量に追加しています。

バッジサービスは無くなり次第終了しますので、お早めに。

 

今時季はこんな感じでチェックシャツを合わせて

チェックオンチェック(裏地)は如何でしょうか

 

ほんとはBen Shermanとかなんでしょうが、

ラルフ等でも全然OKだと思います。

 

UKが誇る伝統織物、ハリスツイード

サイズと状態に拘って集めてみました

 

値札付きのデッドストック

当時で50,000円くらいでしょうか

 

チロリアンジャケット×グリーン・デイ

 

なんとなくコーディネートしてみたら

Ray Petriのバッファローみたいになっちゃった

 

ラコステ

フランス製もちらほら

 

BORO ヴィヴィアン

 

Ballantyne デッドストック

 

bootleg GUCCI & YSL

 

ほんもの YSL

 

ボロめのレタードもなんか良いなと思って

いま気付きましたが、

レターが LSD N(O)ってピースな感じにも見えなくもない

 

陽気なデッドベア―ニット

 

半袖スウェットよりも着る時期が分からない

サイクリングニット。

気候に縛られず、気分で着る。それがスタイルってやつです。

 

さっきのハリスツイードジャケットを合わせて

大人なスポーツスタイル?

 

同じく合わせたパンツは、

スモーキーなネイビー×グレーのナイロンパンツ

通称 "UKの曇り空” カラー

 

スモーキーカラーの

Lotto Puma パフジャケット

 

OASISカラーのナイキACG

 

 

今は無き、WINBLEDON F.C.

 

ドイツ代表

 

立ち襟トラックジャケット各種

 

VENTEX製アディダス 

ライダース型ナイロンジャケット

 

トリコロールとボア

 

このへんのイナタいレザージャケットも好きです

 

バーバリーロンドン

 

ショット

ショットの新品は中学生以来買っていませんが、

レザーカーコートっていま定価25万円くらいするんですね....

 

GORILLAZ

 

レーシング

 

ナイスフェード

 

近くにあったアトリエコートと合わせてみました

 

ヒッピー

 

前回すぐに売れてしまった

デッドの黒ベースチェックフレアパンツが再入荷しました

 

不良

 

不良が大好きオンブレチェックのなかでも

このカラーがベストですね

 

タイガー&レオパード

 

トライバルカモのフリースパンツ

 

エポレット裏だけミックスリーフ

 

CWU-45p

 

ブラックのクラッシュデニムはかっこいいな

 

ホワイトのペンキもいいな

 

先染めブラック

グッドサイズ、グッドコンディション

 

いい感じにフェードされた無地スウェット

数ある中からいいなと思うものをピックしたら

全て同じメーカー、同じサイズだったっていう

選んでるようで、選ばれてるのかもしれません

 

517ストレッチ センターライン

さっきの無地スウェットと合わせるだけで

シンプルながらナード感のあるスタイルにまとまると思います。

 

こんなタグあるんだ

 

今年も大人気のカーハート

 

最後はやっぱりBarbour

ロンドンの湿った空気をまとったようなオイルドの匂い。

UKクラシック、今年も最高の顔ぶれが揃いました。

 

 

 

 

こんな感じで

このブログでのご紹介は以上ですが、

店頭にはもっとたくさんのグッドスタッフが入荷しておりますので

原宿にお越しの際は是非LABORATORY®へお立ち寄りください。

 

 

弊社の都合で恐縮ですが、

当面のあいだ、オンラインストアの商品アップは

毎週火、金曜日の2回になります。

ご了承ください。

 

 

気になる商品がございましたら、

メールやInstagramのダイレクトメッセージにて

お気軽にお問い合わせください。

順次ご対応させていただきます。

 

 

スタッフ一同、

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 


ONLINE STORE

 

 

 

 

 

 

 

つい先日、やっとウーピーゴールドバーガーの新店舗、

7day weekend burgerにお邪魔できました!(遠すぎ)

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