今回のワールドカップは、
珍しくっていうか日本戦以外では初めて、
朝から頑張って起きて試合を見ている。
ベリンガムの勝負強さ、エムバペの速さ、ヤマルのひらめき、
そしてハーランドの野性味。
しかし、やっぱりメッシはすごかった。
39歳であのプレー。
もう異次元すぎて訳が分からない。
逆転劇を連発する彼を見ているうちに、スタンドの方にも目がいくようになった。
アルゼンチンのサポーターは、試合が終わっても誰も帰らない。
スタンドに残って、いつまでも喜びを分かち合っている。
跳ねて、歌って、抱き合って。
その光景が、なんだか頭から離れなかった。
生活を切り詰めて、開催国まで来る。
車や家財を売って旅費をつくる人までいる。
アルゼンチンからアメリカまで、約1万7700キロ。
その距離を、9カ月かけて自転車で走った3人組がいたらしい。
チケットも持たずに出発して、ひとりは仕事まで辞めている。
宿代を浮かせるために、サンドイッチだけで何日も過ごす人。
7大会連続で代表を追いかけて、家族3人の観戦に10万ドル使った人。
チケットが取れなくても、行く。
中に入れなくても、外で歌う。
なんで、そこまでできるんだろう。
アルゼンチンは、何度もお金の価値が崩れてきた国。
物価が上がって、通貨が紙くずになって、真面目に貯めた分だけ損をする。
将来に備えても、その将来が約束されるわけじゃない。
だったら、と思うのかもしれない。
お金は、また働けばつくれる。
でも、この試合は二度とない。
メッシのワールドカップは、たぶんこれで最後だ。
彼らはそれを、ちゃんと分かっている。
だから歌う時は歌うし、踊る時は踊る。
喜ぶ時は、まわりなんか見ていない。
先のことを考えていないわけじゃないけど、
何がいちばん大事なのかを知っていて、そこには時間もお金も惜しまない。
順番がはっきりしているだけ。
ひるがえって、自分。
何でもまず、最短距離で考えてしまう。
どうやったら無駄なく、効率よく、うまくいくか。
でも、心に残るものは、たいてい効率の外にある。
一万七千キロを、自転車で。
どう考えても、遠回りだ。
それでも、その分だけ景色を見て、その分だけ物語になる。
あのスタンドが、少しまぶしく見えた。
あれほど好きになれるものがあること。
それを、隠さずに出せること。
正しいかどうかなんて、誰も知らない。
でも、いい人生だなと思った。
そういえば、昔のお父さんは、みんなそうだったな。
毎晩、ビールを飲みながらナイターを観てた。
何がそんなに楽しいのか、その時はさっぱり分からなかった。
くたびれた毎日に、ひと試合が彩りをくれる。
今なら、少し分かる気がする。
ただ、老けただけかもしれないけど。
決勝戦は、スペインとアルゼンチン。
彼らはまた、何かを売ってでも、スタジアムの外まで来るんだろう。
チケットなんてなくても、そこで歌うために。
試合が終わっても、きっとまだ帰らない。
私も当日は、朝から起きようと思う。
その日のパフォーマンスの質は明らかに落ちるけど、
遠回りを、ちょっとだけ楽しむつもりで。
XXX
続いて、
LABRAT BOOK CLUBです。
今回ご紹介する写真集はこちら。

Purple Anthology : Art Prose Fashion Music Architecture Sex
Edited by @ozpurple and @eleinfleiss
Designed by @mmparisdotcom
First published in 2008 by @rizzolibooks




























Purpleはずっと好き。
Mark Borthwick、Wolfgang Tillmans、Maison Margiela、
Terry Richardson、Chloë Sevigny。
アートもファッションも、写真も音楽も、セックスもジェンダーも。
モードとストリート、作品と私生活、そのあいだにほとんど垣根がなかった。
今では、そういう混ざり方は当たり前になったのかもしれない。
でも、Purpleのなかにあったのは、もっと人の匂いがする混ざり方だった。
きれいに整理される前のカルチャー。
正しさよりも、感覚の方が先にある。
わかる人だけが、その奥まで入っていける鋭さ。
これは、Purpleの最初の15年を一冊にまとめた本。
めくっていると、今でもかっこいい。
たぶん、こんな自由がまだ許された時代の、最後の雑誌だったのかも。
*全ての写真集はプライベートコレクションのため
販売しておりません。
販売中の本屋さんは、Instagramでご確認下さい。
XXX
それでは、
近日LABORATORY®に入荷予定のもの、
一部すでに入荷しているもののなかから、
私が気になった古着商品を少しご紹介します。
オンラインストアに掲載済みのアイテムは、
画像下の文字色が変わっている部分にリンクを貼っていますので、
ご確認くださいませ。

プールが楽しみな時期ですね

クラシックなタータンチェックに丸襟
アウトドアブランドながら、
World's Endの路地裏に通ずる退廃の匂い

USA製リバースウィーブ
フェードとレターのほつれがいい感じだなと

カーハートダブルニー
フェードとBOROといえばこちら



ダックじゃなくてコットンサテン素材を使用した
素敵なハンティングジャケット

アメリカンヴィンテージとブリットポップを両方感じれる
ラングラー124MJ
バルサ!ラミン・ヤマル!

雰囲気最高なポケT
こんなのいっぱい欲しい

タグ付きのインナウトバーガーは探すと案外みつかりません
2002年製

みんな大好きGOODWILL
キャラ入りでこの年代のものは初見

Ernie Ball & ジェスター
ギターの弦ブランドってところが良い

芝生との戦いにかったスヌーピー

スーパーマンとミッキーの合いの子みたいな


おさるのジョージ
パラシュートで月面着陸成功

リチャード・スタイン
星に手を伸ばす男

HAKUNA MATATA
くよくよするな なんとかなるさ


タグと一緒のポーズ


Stanley Desantis製
スクビードゥー!

こっちもStanley Desantis
The X-File

Liquid BlueのBen&Jerry's

Sopranosパロディなシンプソンズ

スイスのパフォーマンスグループ
Mummenschanz


ボルチモアの伝説的ナイトクラブ&ライブハウス Hammerjacks
ゆるーくセクシー

こっちもナイトクラブもの
ローカル感がいい

定番だけど良いやつ、マルボロのリザード


BLACK HISTORY Rap Teeスタイル
BOB MARLEYがいるのも嬉しい

The Phattest Hip Hop Tour
ヘタウマなイラストだけどメンツは超豪華


サイプレス・ヒルってまだ案外お手頃なのでおすすめ

エルトンジョン×ヴェルサーチ💰


フェードが美しい、色が抜けてるビートルズと
ゆるい、肩の力が抜けてるビートルズ

泣けてくる

Steely Danの名盤 "Aja"
日本人フォトグラファー&モデルなのは初めて知りました


ベロにアメリカ国旗
アメリカの国にイギリス国旗
ロックですね


78年ドラゴン!


プーマタグのリンキンパーク!


Machine Head
Blue Grapeタグだけでグッときます

ガンズ×メタリカ
ノースリーブの時期ですね



久しぶりにまとめて入荷しました

何にも見えないSlipknot
モードです

Nine Inch Nails


カート・コバーン
2000年と2002年

カートのイラストのNIRVANA


グランジ好きご夫婦はこのタイミングでカートと一緒に如何でしょう


こちらもガールズバンド L7


Mosquitoheadのクランプス
偽物がたくさん出ていますが、100%本物です!
こんな感じで
ブログでのご紹介は以上ですが、
店頭にはもっとたくさんのグッドスタッフが入荷しておりますので
原宿にお越しの際は是非LABORATORY®へお立ち寄りください。
弊社の都合で恐縮ですが、
当面のあいだ、オンラインストアの商品アップは
毎週火、金曜日の2回になります。
ご了承ください。
気になる商品がございましたら、
メールやInstagramのダイレクトメッセージにて
お気軽にお問い合わせください。
順次ご対応させていただきます。
スタッフ一同、
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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