こんにちは、前田です。
6月一発目のブログということで、少し5月を振り返ってみたいと思います。
個人的には大きく以下コンテンツに分かれるかなと思います。
・前田誕生日
・娘の運動会
・オリラジ中田が松本人志を批判?
・日経平均株価33年ぶりの高水準
上3つの説明は割愛させて頂きますが、5月は日経平均株価が1990年7月のバブル期以来、33年ぶりに高値を更新しました。
普段生活していて良く聞くニュースだとは思いますが、なんのこっちゃという人もいらっしゃると思いますのでご説明すると、日経平均株価とは日本の代表的な指数で、東証プライム(昔の東証一部)に上場している225社の株価の平均額です。
225社の中身はトヨタとかイオンとかユニクロ(ファストリ)とか皆が知っている大企業ばかりなので、日本の代表的な企業の株価の平均値が上がれば日本の景気は良いし、下がれば悪いんだなと判断できる基準になっています。
日本では他にTOPIXとか、アメリカだとNYダウとかが有名な指数です。
日本の株価が上がっていて景気が何となく良さそう、それは嬉しいニュースではあるのですが、実際私達の生活を見てみるとそんなことはさらさら感じない、それが皆さんの実感ではないでしょうか。
それは日経平均株価が大企業225社のみの平均であるので我々国民への影響が限定的なこと、また株価は実績だけではなく雰囲気(期待値)で大いに上下するということが原因かなと思います。
株価は基本的に需給のバランスで決まります。
買いたい人が多ければ上げるし、売りたい人が多ければ下がるという感じです。
その基準は企業のファンダメンタルは勿論大事ですが、単なる期待値の増減にも依存します。
例えば最近でいうと、ispaceが日本企業初の月面着陸成功なるか!?みたいなニュースが世間に流れ、その企業を応援したいと思った人々が沢山株を買うと株価が急上昇したりもします。(もし成功したら株価爆上げ確定なので、それを期待して一発儲けようという人も大多数いたでしょうがそれも期待値です)
そもそも、過去に日経平均株価3万円を超えたのは1990年(バブル期)以来、2021年と今年2023年の2回め。
バブル期は理解できるにせよ、前回の2021年はコロナ禍真っ只中です。
それも変な感じしますよね。
コロナ禍でめっちゃ景気悪いのに株価のみ上がるという。
当時は日本政府がやっとコロナの規制緩和をし、これから良くなるかもという期待によって株価が上がっていたような記憶があるので、まあ今回と同じようなものかなと思います
コロナ終息に関しては、海外諸国はずいぶん前からもう日常生活に戻そうという動きがありましが、日本は今年に入ってやっと規制が緩くなり、ついに追いついてきたという感覚。
海外株にはすでに含まれていた安心要素が、やっと日本株にも反映されたという感じだと思います。
以上も踏まえて、今回日本株が上昇している理由としてはこんな感じかなと思いました。
①コロナ終息による安堵とインバウンド増加
②植田新総裁への期待
③日本企業の割安感
④バフェット効果
上2つは2021年と同じような内容です。
2021年に管前首相から岸田現首相に変わりました。
今年は日銀総裁が黒田さんから植田さんに変わったので、どうなっていくのか世界中が注目している感じです。
③は日本企業の株価は他国と比べるとまだまだ安いから今買っとけということです。
日本企業はアメリカ等海外企業に比べて、まだまだ株主還元に対する意識が低く、利益が出ているのにそれを内部保留していて株主に還元していない。企業の貯金だけ増えている状態なわけです。
それを最近になって国が「各企業もっと余ったお金を株主に還元しなさいよー」と厳重注意したんですね。(PBR一倍割れとか言うとややこしいのでやめときます)
それを聞いた海外投資家が、これはいま日本企業に投資したら将来はリターンが大きくなるかも!と期待してるわけです。
あとは円安もあって海外投資家の買いを後押ししているのだと思います。
④は投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェットさんが、「日本株いいじゃん。日本の商社株めっちゃ買ったし、これからも日本株増やしていくわ」と公言したことで日本株が世界中から注目されることになりました。
バフェットさんが買った銘柄はバフェット株とよばれ、軒並み急上昇。総合商社、特に三菱商事とかえらいことになりました。
いわゆるインフルエンサー効果みたいな感じです。
どこの業界も変わりませんね。
このバフェットさん、90歳を超えるおじいちゃんですが個人資産14兆円越えの大金持ちで未だ現役の投資会社社長。
彼が1ドルを道に落としてしまった際、「将来の5000ドルを落としてしまった!」と嘆いたとのことは有名な話です。(正確な数字は忘れてしまったのでおおよそ)
その1ドルを投資に回していたら将来5000ドルにできる、
一円に笑うものは1円に泣くということなのでしょう。
そして、いまだに60年前に購入した家で質素な生活を続けているご様子。
彼は何のためにそんなに稼いでいるのか。
卓越した人の考えは、庶民からすると中々理解が難しい部分があります。
以上、最近の経済の1つについて書いてみましたが、個人的な考察なので間違いがあるかもしれませんし、株価が上がった理由はもっと細かい要因があるかと思いますので、何か気付いても温かい気持ちでスルーして下さい。
結論、どの業界も一緒で、何かをきっかけにして、雰囲気で評判が上がったとしても内容が伴わなければブームで終わるだろうし、私達にできることはそういったことに踊らされず、評判が下がった時をも想定しながら、それに対する対処方も考えておくことかなと。
どのような状況でも将来勝ち続けるために(ずっと消費者に愛されるように)、しくしくと毎日努力を続けていく。
そんなところでしょうか。
古着商売は株と一緒で、先見の目が必要です。
天井まで上がった株を今更買ってもメリットが少ない。
古着も今売れているものを仕入れようとしても、業者同士の取り合いになり、結果価格競争になってしまうだけです。
いかに今溢れているものの中で、数年後に仕入れられなくなるものを見つけ、買える時に先に仕込んでおけるか。
そこで大きく未来が変わってきます。
株取引で大事な3つのこと、長期、積立、分散。
会社は短期で勝つことより長期続けることが大事だし、
毎日のこつこつ努力や一円の売り上げに拘って日々積み立てていくことが大事だし、
正常時のみでなく、戦争やコロナのような有事が起こっても潰れないように事業や個人資産を分散しておくことが大事です。
復唱にはなりますがどの業界も一緒だし、人生とも一緒だななんて思ったので
今回ブログでたらたらと書かせて頂いた次第です。
日本は今世界中から注目され、何十年に一度のチャンスだと言われています。
せっかくのこの機会を逃さないよう、求められている実績をしっかり残し、かつ柔軟性ある変化をしていってくれたらいいなと願っています。
結局日本が大好きなので。
ついでに少子化対策もほんとお願いします。
それでは、最後にちょっと今週の入荷商品のご紹介です。
いい感じのボロ
ダブルニーはほんと少なくなりました
オーダーサイズで丸っこく履きたい
WWFのパンダかわいい
スヌーピーのレーシングかわいい
☮
需要があるかは分かりませんが
レアなフード付き
なんか良い
ブランドン!
地獄の墓堀人!
奥がいい
RAP Tee ブルズ
Rodmanもしっかりいます
ソロもあり
古くないけど着たいシリーズ
女子にピタピタで着てもらいたいシリーズ
Dead Milkmen, TAD, Babes in Toyland etc..
イタリア製ボブ
普通に良いやつ
Maxell風GD
!!
!!!
今回はTシャツ良いの多いなという印象です。
是非週末はL.B.R店頭にお越しください。
宜しくお願い致します!
P.S 弊社から卒業した須田がお店をオープンしたようです。
池ノ上あたりらしいのでお近くに行った際は是非寄って見て下さい。