80’s “ファンシースタッズ” レザーライダースジャケット 鋲ジャン 251114H

brand... BLL

date...1980

measuring_size...51cm/53cm/63cm/62cm
（Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖丈]）

condition...着用感

note...こういう“抜けた”鋲ジャン、ほんと今の気分だと思います。
ハードコアな威圧感じゃなくて、角を丸めたような柔らかさがあって、けれどちゃんと不良っぽい色気だけは残している。まさに"ファンシースタッズジャケット"って呼びたくなる一着。

ベースはカウハイドのダブル。
革はしっかり厚みがあるけど、無骨すぎず、少し艶が抜けた表情がちょうどいい。
襟とラペル、そして小ぶりのフラップポケットにまでスタッズが打ち込まれているんだけど、この“スタッズの粒が小さい感じ”が全体を軽くしてくれる。
ロカビリーでもパンクでもロンドンの不良でもない、ちょっと中性的で不思議な雰囲気。

思い返すと、80〜90年代の一部のローカルブランドやB級レザーにこういう妙に可愛い鋲ジャンが存在した。
Rancidみたいなストリート寄りでも、SuedeみたいなUKロックの湿度にも寄せられる。
グランジ勢が気だるく着てもハマるし、日本の90sストリートの空気もすごく合う。

YKKの太ジップ、太めのウエストベルト、クラシックな42サイズ表記。
身幅はややタイトめに見えるので、今ならTシャツ一枚でバツッと着るのがかっこいい。
上からコートを羽織っても◎
サイズ42なのにファットになりすぎないところが、このモデルの抜群にいいところ。

鋲ジャン＝攻め、というイメージが強いけど、これはむしろ“余白のある攻め”。
黒レザーに小粒のスタッズが散って、光の当たり方で控えめに主張する感じが絶妙。

“尖りすぎてないけど、普通では終わらないレザー”を探している人におすすめです。

model...187cm

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