90’s Ministry “In Concert” ロックTシャツ USA製 251226H

brand...Murina

date...1990

measuring_size...63cm/63cm/67cm/18cm
（Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖丈]）

condition..色褪せ。タグカット。着用感。

note...80年代後半から90年代にかけて、アメリカのアンダーグラウンドで確実に空気を変えていたのが、Ministry。
シカゴのインダストリアル・シーンを起点に、パンク、メタル、ノイズを飲み込みながら、より無骨で攻撃的なサウンドへ振り切っていったバンドです。

このTシャツが作られた90年代は、ちょうどその完成度が一気に研ぎ澄まされた時期。
過剰な装飾やメタル的な分かりやすさより、無機質で冷たいビジュアルが前に出ていた頃です。
フロントの集合写真も、ポーズを決めているというより、ただ立っているだけ。
でも、その佇まい自体が音を想像させる。ミニストリーらしい距離感です。

バックの“In Concert”グラフィックも同様で、派手さより違和感が残るデザイン。
90年代のインダストリアルやオルタナが持っていた、少し息苦しくて、ざらっとした感触がそのままプリントに落とし込まれています。

ボディはMurinaのUSA製。

90年代らしいしっかりしたコットンで、フェードも進みすぎていない。
新品の主張はもうなくて、でも古着として一番いいところに落ち着いている状態です。

今あらためて見ると、派手ではないのにちゃんと目に入る。
音楽Tシャツとしても、90年代カルチャーの一断面としても、静かに価値が積み上がってきている一枚だと思います。

分かる人が、すっと手に取るタイプ。
それで十分だし、むしろそれがいい。

model...187cm

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