90’s Schott G-1タイプ レザージャケット 251202H

brand...Schott

date...1990

measuring_size...45cm/54cm/64cm/67cm
（Shoulder width[肩幅]/body width[身幅]/Body Length[着丈]/Sleeve Length[袖丈]）

condition...シミ、汚れ。スレ、キズ。フェード、色褪せ。着用感

note...90年代のショット。
G-1らしい武骨さはあるのに、ヌバックになるだけで空気が変わる。
光を鈍く吸い込むダークカラー。
触れるとふわりと起きる毛足。
無骨さより線の細さが先に立つ。

襟のシープボアは着脱可能。
外すとさらにシャープになって、どこかエディ・スリマンの写真を思わせる雰囲気。
ライダースほど尖らず、でも十分ロック。
細身のブラックデニムにドレスシューズを合わせたくなる、あのテンションです。

ショット刻印の古いジップは、歯の大きさが程よいアクセント。
余計な装飾がなく、ミニマルな顔つき。
レザーの起毛と金属の光が混ざる感じが、なんとも渋い。

ヌバックはエイジングも独特で、スレた部分が白く煙のように立ち上がる。
新品の均一さとは無縁の、不規則で静かなかっこよさ。
こういう質感を、活かして着る楽しさがあります。

シルエットは想像よりも細身で、
肩も落ちず身幅も締まっていて、ラインがすっと縦に伸びる。
G-1の枠にいながら、スタイリッシュな空気を纏えるのがこの個体の魅力。

冬はボアをつけて存在感を。
春先は外してモード寄りに。
ロック、UK、アメカジ、どれに振っても着た人の世界に馴染む。

トレンドとは距離を置きながら、長くワードローブの軸になってくれる一枚です。

model...177cm

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