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【LABORATORY®前田のブログ #80】先に渡す

【LABORATORY®前田のブログ #80】先に渡す

 

なんとか読書ウィークを続けているので、

今回も本の紹介から。

 

今週読んだのは、

エーリッヒ・フロムの『愛するということ』。

 

前から気になっていて、ようやく手に取った。

タイトルはちょっと照れるけど。

 

1956年の本だから、七十年前に書かれたことになる。

それがいまの自分の話としてまっすぐ来るもんだから、

読んでいて少し落ち着かない。

 

 

フロムは冒頭でいきなり、愛は技術だと言う。

 

英語では fall in love、

恋に落ちる、と言うけれど、

落ちるのは一瞬のことで、そこに能力はいらない。

 

難しいのはそのあと、

落ちたままでいられるかどうかのほうだ。

 

まあ、たいていはそう長く落ちていられない。

慣れるし、飽きるし、腹も立つ。

 

音楽や大工仕事と同じように、理論を学んで、手を動かして、

少しずつうまくなっていくしかない。

 

それなのに、人は愛されるほうばかり気にしている。

 

身だしなみを整えたり、感じよく振る舞ったり、

どうすれば好かれるかは一生懸命考えるのに、

愛するほうの腕はいつまでも磨かない。

 

いい相手さえ見つかれば、と思っているうちは、

たぶんずっと見つからない。

 

その「腕」を、フロムは四つに分けている。

配慮、責任、尊重、知。

 

こう並ぶと急に自動車教習所の学科みたいだけれど、

並びは事務的でも、中身はまっとう。

 

配慮は、相手のことを気にかけること。

責任は、相手の求めに、ちゃんと応えられること。

尊重は、相手を自分の型にはめず、その人がその人のまま育っていくのを願うこと。

respect の語源には「見る」という意味があると知って、

なるほどと思った。

相手を自分の見たいように見るのではなく、その人をその人のまま見る。

最後の知は、表面の下まで見にいくこと。

怒っている人を見て、怒りのところで止まらずに、

その奥にある心細さまで見ようとすること。

 

僕には、この4つがつながっているように思えた。

 

知ろうとするから、尊重できる。

尊重するから、責任が押しつけにならない。

そこまで来て、配慮がやっと相手に届く。

 

相手を知らないままの気づかいは、

たいてい自分の都合を渡しているだけだ。

心当たりばかりで、

あまり大きな声で言えたもんじゃない。

 

書かれていることはまったく違うのだけれど、

読んでいて、

前回紹介した若松英輔の『悲しみの秘義』を何度か思い出した。

 

若松は、いなくなった人とのつながりについて書いていた。

フロムは、いま目の前にいる人をどう愛するかについて書いている。

 

死者と生者。

悲しむことと愛すること。

 

ずいぶん離れた話に見えるけれど、どちらも、

相手をこちらの都合で見ないでいられるか、という話なのかもしれない。

いちばんたいせつなことは、目に見えない by 星の王子さまのキツネ

 

 

この本で特に好きなのは、"与える" についてのくだり。

 

物なら与えれば減るから損に見えるし、

売り買いの頭で考えているうちは、与えることはどうしても犠牲になる。

 

でも人と人のあいだでは話が逆になって、

与えるという行為そのものが、自分の生きている証明になっている。

 

だから与えた瞬間に、実はもう受け取っている。

 

渡すのはお金や物じゃない。

自分の中に生きているもの。

喜び、関心、理解、ユーモア、それから悲しみ。

そういうものを手渡すと相手の中に何かが生まれて、それがめぐって戻ってくる。

減るどころか、両方で増える。

 

もちろん、手持ちがなければ渡せない。

お金のことを言っているんじゃなくて、

自分の中に人へ渡せるものが育っていない状態のこと。

 

だからまず、自分に貯めるしかない。

自分で見て、感じて、考えて、いつの間にか自分の一部になったもの。

中にあるものしか、外には出せない。

 

商売も、同じだと思っている。

 

いいものを探して、知っていることを話して、

面白いと思ったものを見せて、

来てくれた人に少しだけ機嫌よく帰ってもらえるようにする。

 

まずこちらから渡す。

 

それが信用とか、また来たいという気持ちとかになって、

あとから売上になって戻ってくる。

 

お客様ファーストという言葉の意味も、そういうこと。

「お客様は神様です」みたいな話じゃない。

 

まず一番はじめに、お客様が喜ぶことを考える。

それができれば、その喜びは会社へ、スタッフへ、ちゃんとめぐってくる。

だからお客様ファースト。

順番を逆にして、先に回収しようとすると、どこかで必ず無理が出る。

 

25年やってきて確かだと言えるのは、そんなことくらいしかない。

 

 

技術である以上、規律と集中と忍耐が要る、

とフロムは最後に書いている。

 

三つとも、いちばん苦手なやつが揃っている。

 

とりあえず、妻に感謝しておこうっと。

 

 

 

 

XXX

 

 

 

 

それでは、

近日LABORATORY®に入荷予定のもの、

一部すでに入荷しているもののなかから、

私が気になった古着商品を少しご紹介します。


オンラインストアに掲載済みのアイテムは、

画像下の文字色が変わっている部分にリンクを貼っていますので、

ご確認くださいませ。

 

何となく、そろそろ秋の準備も。

ストライプやペイズリー柄のパジャマシャツ。

 

こちらも定番、ドイツとフランスのワークジャケット

 

クロップドが逆にいい感じなユーロワークパンツ

 

膝上のBOROカーハート

 

ミニマム好きにはたまらない、

めちゃくちゃ雰囲気良いナイキスウェット

カラー、フェード、形、ワンポイントすべて💯

 

MOMA×チャンピオンのデッドストック

現行っぽいですが、新品よりお安いです。

 

今年もおすすめ、ハリントンジャケット

UK製、デッドストック。嬉しいチョコレートカラー。

 

TRIPPのピストル刺繍 イケてます

 

ローラーブレード

ベースボール

チア

よく見たらハイヒールでベースボール

ネイル?

ボクシング

スキー

エアロビ

Betty Boop祭り 何でもできてすごい

 

 

Disneyland PARIS

 

THE ROCKETEER ×Graphitti Design デッドストック

 

ハーレー

 

目が💙

 

NINJA GAIDEN 2 復讐 

 

ブラジルカラーのベネトンジャージ

 

春画

 

フィギュア風パルプフィクション

 

ゴンゾの2人

ハンター・S・トンプソンの文章をラルフ・ステッドマンが書いてるっていう

 

珍しくジャパコア BASTARD & ASSFORT

 

涼しいプールカラーで、ビートルズストーンズ

 

ガンズの発禁ジャケット

別の一枚がオンラインにアップされました

 

The Who

クラシックロックTの中でも、自分が大学時代着ていたから思い出深い一枚

 

人気なピンクフロイド

はバックがウォーホール味もあっていいなと

 

Queenは久しぶりの入荷

フレディのシルエット(黄)がかわいい

 

ボブ・ディラン&トム・ぺティ

そういえばTraveling Wilburysってバンドも後に組んでたし仲良しなんですね

 

アイアン・メイデン こわいて

 

同じデザインを昔アメリカで着てた時に、

現地の人に声かけられたランキング一位のTシャツ。

すれ違った人の8割にヒット。みんなオジー好き。

 

*SOLD

90'sフェスといえばのロラパルーザ

 

OZZFEST

マリリン・マンソン、ブラック・サバス、スリップ・ノットとかすごい

 

サマソニ! ストロークス

 

Y2Kのど真ん中、リンプ・ビズキット

 

ナイン・インチ・ネイルズ

インダストリアルな金属質な冷たさがいい

 

Steely Danの名盤 "aja"

前回入荷した時に調べて、この左上のチョンとしたのが日本人モデルの鼻で、

しかも日本人フォトグラファーが撮ったジャケットだということを初めて知りました。

もっと好きになりました。

 

全然みない古めのSHAM69

たぶんユーロかアジアンボディ

 


 

*SOLD

ニルバーナのアンプラグド。フルジップは珍しい。

 

ピッタピタで着てほしいデッド・ケネディーズ

 

70's リアルヴィンテージのアリス・クーパー。

ステージで蛇を巻いていた本人が、実は蛇が苦手だったらしい。

 

こちらもリアルヴィンテージのビートルズ、イエロー・サブマリン。

へんなキャラクターの目の先に、逆さに書かれた謎のメッセージ。

詳細を知りたい方はこちら。

 

2PAC RAP TEE

ちょっと前なら50万とかで売ってるお店もありましたね。

リアルなプライスに落ち着いてきてよかったです。

 

マドンナ

VINTAGE ROCK T BOOK Couleurshirt 掲載Tシャツ

とりあえずかわいい!

 

最後はレイジ!

 

 

 

 

 

こんな感じで

ブログでのご紹介は以上ですが、

店頭にはもっとたくさんのグッドスタッフが入荷しておりますので

原宿にお越しの際は是非LABORATORY®へお立ち寄りください。

 

弊社の都合で恐縮ですが、

当面のあいだ、オンラインストアの商品アップは

毎週火、金曜日の2回になります。

ご了承ください。

 

 

気になる商品がございましたら、

メールやInstagramのダイレクトメッセージにて

お気軽にお問い合わせください。

順次ご対応させていただきます。

 

 

スタッフ一同、

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 


ONLINE STORE

 

 

 

 

 

 

 

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